2月版 OOM killerとの危険な関係に終止符は打てるか(1/2) - @IT
アプリケーションごとにチューニングする方法をはじめ、OOM killer対策の各種方法が編み出されています。そこに現れた新たな挑戦者が「mem_notify」です。
1月24日、最初にMarcelo Tosattiが「oom notify」として書き始めたパッチに修正を加え、小崎資広さんが「mem_notify v5」パッチを提案しました。
mem_notifyはシステム全体の空きメモリが足りなくなり、スワップが始まりそうになったタイミングで、メモリを開放するようにアプリケーションに通知するというフレームワークです。アプリケーションは/dev/mem_notifyをpollし、待ちます。
Linux Kernelは、空きメモリ容量が少なくなり、スワップを利用しそうになった時点で、アプリケーションにメモリを開放するように通知します。/dev/mem_notify経由で通知を受けたアプリケーションは、明示的にメモリを開放してカーネルに返すため、スワップを利用しなくても済むという寸法です。結果として、OOMが発動するような状況になる前にアプリケーション側で対策が打てるようになるのです。


